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2024-05-13 12:18:00

買取店の景品表示法

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買取店のチラシやホームページ金額と、実際の買取金額の乖離が大きすぎるなどトラブルが多発した為、4月18日から消費者庁は景品表示法の対象業種に、買取店も含める事にしました。いまだに違反を続けている店舗もありますが、トラブルに巻き込まれないようにその特徴を例にあげてみます。「優良誤認表示の禁止」こちらは大分収まってきましたが、「〇〇日本1」「買取金額・満足度・リピート率、日本1の三冠達成!」など、根拠が無く表示している事を指しています。次が問題で「有利誤認表示の禁止」。「今だけ買取金額5倍」「今だけ20%UP」などをずっとやっている買取店です。結局いつ行っても同じなので、通常価格なのに今だけ特別と思わせる表示です。大半は元々の査定額から20%引いた金額を提示し、キャンペーンと言って20%を乗せるのが多いと思います。つまり普通の価格の場合が多い。5倍の方はネットでクリックして進んでいくと、抽選でと出てきます。本当にやっているのか?やっていたとしても安い買取をチョイスして(500円以内の買取品を5倍など)済ませていないかは不明です。また、金・プラチナの買取価格相場表をホームページに載せているが、その数字は古物営業者と地金業者間の取引金額をそのまま表示して、さもその金額で買取っているように誤認させています。実際にはそこから手数料が引かれるわけですが、それを明記していなかったり見えないような小さな文字で別途手数料・精錬加工費が掛かりますと書かれていたりします。手数料が高額で自信のない業者が使う手口です。なぜそんな事をしているかと言えば、とにかく嘘をついてでも店に来させる事に躍起になっているからです。来てしまえばあの手この手で口説き落とし、手数料が高くても買えてしまうからでしょう。中には計算ツールまで有るホームページも散見されます。計算ツールなのに手数料を引いた金額は出てきません。いまだにこんな事を続けている店が有る事に驚きますが、皆さんトラブルに巻き込まれないように御注意下さい。