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30%UPイベントの仕組み
他店チラシをご持参頂いて、「他店の様に30%UPイベントはやってますか?」と質問されるお客様が多いです。30%UPもさることながら、他の品物の金額もショップでの販売価格を載せているようなチラシが多いですね。本当にそんな買取金額を出してくれるなら、当店が買取った品物もそのチラシの店に持って行きたいぐらいw。新聞折込チラシは費用も掛かりますので、少しでも多くのお客様に反応してもらわなくてはいけません。なので嘘を書いてでもという買取店もあります。中には消費者庁を怒らせた、嘘ばかりの内容のチラシを今だに使用してる買取店もいます。そんな金額で買えるわけがなく、トラブルになり消費者庁への相談が増えています。昨年春に消費者庁から業界全体に注意を受けたにも関わらず、まだ取締りが無い事からやったもん勝ちの様な状態です。30%UPもいつ行ってもそんなポスターや、のぼり旗が掲示されていると違反になります。上の図にも書きましたが、そもそも「お客様は業者間取引金額も、その店の手数料も知りません」。知らない金額に30%UPと言われても、事前に想像がつかない訳です。ただイメージとしては30%も高くなるなら、行ってみようかとなるわけです。ですが優良店は元々利益が薄いので、30%もUPすると赤字になります。最近質問されたお客様には、30%UPチラシの店にも行って頂きましたが、何もしてない当店に売却されに戻って来られました。売却して頂いてから30%UPの仕組みもお話しさせて頂きました。金額にも理由にも納得して頂けましたが、最初に言ってよと怒られもしましたw。ですが、これは行って分かってもらうのが1番だと思います。30%UPの計算方法はもう一つ。最初から出せる金額から30%UP分を引いて提示し、そこに30%UPと言って上乗せする方法です。65,000て買取ろうと思ったら、65,000÷130%=50,000で提示。50,000×30%=15,000を上乗せ。足すと元々支払う予定だった65,000円になります。そこで「いやぁ、30%もUPしてくれて儲かった~ありがとう~」ってなる訳ですが、その30%は元々お客様の物です。最初から支払予定の金額ですね。